2015.6.7「全ての物にも愛を」vol.258

 

おはようございます!
6月最初の日曜日いかがお過ごしですか?
今朝はそうでもないですが、一昨日と昨日は寒かったですね。
5日の朝は北海道の山沿いでは雪が降ったそうです。
十勝岳温泉では5cmを越える積雪があったそうです。
地域の方々はこの季節の積雪は経験したことがないと仰っています。
私は一昨日と昨日はストーブをつけていました。
こちらに来て3度目の初夏。
この時期にストーブをつけたのは初めてです。
大きい地震が所々で起きていますね。
私も、真っ赤な朝焼けや夕焼けを見かけたり、また、先月28日に見かけた月暈も4日に再び出現しました。
28日の時はその翌々日30日に小笠原諸島の大地震がありましたので、今回も少し注意かなと思っています。
再び火山活動の活発化も考えられます。

先日興味深いニュースがありました。
(産経ニュースより)
衆院憲法審査会は4日、憲法学の専門家3人を招いて参考人質疑を行った。
憲法解釈変更による集団的自衛権の行使を含む新たな安全保障関連法案について、与党が推薦した参考人をはじめ全員が「憲法違反だ」と批判した。
与党が呼んだ参考人が政府の法案を否定するという異例の事態となり、“人選ミス”で墓穴を掘った…

というニュースです。
いやあ、この憲法学者さん達、本人達はただ「仕事をしただけ」「見解を述べただけ」かもしれませんが、今後どうなるかはともかくとして、日本の若者を守りましたね。
私にはそう見えました。
皆さんの目にはどのように映りましたか?
また、私はそれに対する自民党の幼稚な発言にも驚きました。
そして、自民党は集団的自衛権や安保法制の理解を求めるために、中国の軍事的脅威が記載されていたり、「戦争に巻き込まれることも徴兵制も、決してありません」や、
「アメリカの要請を断れず、関係ない戦争に巻き込まれないか、心配です」という質問に、「絶対にありえません。新たな日米合意の中にも『日本が武力を行使するのは、日本国民を守るために限る』と、はっきりと書き込んでいます」などど記載された政策ビラを100万枚作成したそうです。
なんだか、原発を作る前に、「原発は安全です!」と豪語する政治家達を連想してしまいました。
では一体何のための憲法なのでしょうか?ということになりますよね。
憲法って日本国民に愛され、また心の拠り所、富士山のような存在なのだなと改めて感じました。
今回の3人の専門家さん達に天のご加護がありますように。

ところで、先日、母親がこちらに遊びに来てくれました。
私の母はすごくすっとぼけていて、おっちょこちょいで、かなり天然です。
人にはそこが私もそっくりと言われますが、私はあまりそれを理解していません。
それで、母を高野山に観光案内したんです。
壇上伽藍の立体曼荼羅のある根本大塔の中に母親は見学に入りました。
私はもう何度も入っていますので外で待っていたところ、見学をし終えた母が私のところへ来てこう言いました。

母:「ねえねえ、ママが小さい頃から夢で見るお坊さんがいた!蓮の花の上に乗ったお坊さんが来るの。今でもたまに見る。同じお坊さんだよ。」
私:「え!生きてるそのお坊さんがいたの!?」
母:「違うよ、絵だよ。そのお坊さんの絵が貼ってあった。」
私:「!?」
母:「あれ、誰だろ?空海さんじゃないと思う。」
私:「え、じゃ誰?名前書いてなかったの?」
母:「日蓮さんかな?」
私:「さすがに日蓮は高野山には絵でもいないと思うけど。。(汗)」

日蓮て・・・どんだけボケてんだ?と思いましたが、この会話をした時に、「ああ、私は間違いなくこの人の子供だ」と実感してしまいました。
まあ、元々、霊感というのは遺伝性ですが、私の母はものすごく霊感が強いんですね。
その個性を私が引き継いでいるのだと思うのですが、大切なのは霊性ですからね。
そっちを磨くように心がけたいものです。
霊感が強い人間より、霊性が高い人間の方が私は憧れます。
ちなみに、私のこの隠遁暮らしを実際に見た母は、
「そんな世捨て人のような生活をしてどうするの?まだ若いんだから街に出て色々楽しまないと」
と言います。
私は都会生まれ都会暮らしでしたので、十分街は満喫したし、経験したし、楽しみました。
その結果思ったことを母に返しました。
「世捨て人と言うけれど、その“世の中”には一体何があると言うのですか?その“世の中”に真理はあるのですか?その“世”とは執着するほど価値のあるものなのですか?」
母は、「うん、そうだね。」とちょっとバツ悪そうな返事をしました。
ま、私としては、都会が悪い、田舎が良いとかいうことではなくて、今後の人類、日本、世界、地球を案じた時、山で修行するのが私にとって最もベストではないかと感じて今慣れない山暮らしを一生懸命しているだけです。

その日引いたおみくじにとても良い言葉があって、その文章を読むだけで、なぜかとても嬉くて、嬉しくて、喜びに満ちた気持ちになりました。
それは、私の子供の頃の感情を呼び覚ましてくれたからかもしれません。
私は子供の頃、自分の周りに存在する生命以外にも、自分を取り巻く色とりどりの物質に対して愛おしく感じていました。
自分の体、叔母さんが父親にプレゼントした立派な茶箪笥、お母さんから買ってもらったアルファベットや名前のスタンプ、いつからあったのか長靴の形をしたボロボロの鉛筆立て、家族の写真、赤いコップ、全てです。
全ての物の存在が生きているように思えて、有難く、嬉しく、愛おしいのです。
そんな子供心でした。
その忘れかけた本来私が持っている愛を再び呼び覚ましてくれたような感覚がしたので私は喜びに満ちたのかもしれません。
今日はそのおみくじに書いてあった言葉をご紹介して終わりにしたいと思います。
「仏」の部分は皆さんがそれぞれご自分が信じている高次の存在に置き換えてぜひ心に留めてみてください。

〜御仏の慈悲に生まれた此の一生 後生大事に生きましょう〜
食物も、衣服も、この命も、ありと在らゆるもの皆総て、御仏の大いなるお慈悲をいただいた宝物である。
何一つとして、唯の物質と思うてはならない。
この世に食うて、着て、生きていることを有難いと思い、礼拝して感謝の誠心を捧げましょう。
その時こそ現世の罪業は消え去り、来世にも花咲く春が訪れるでしょう。

リャンティ

 
 
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