2013.6.26「東日本」vol.60

 

今日はまた衝撃的なニュースが入ってきましたね。
東海村が子どもを対象に行っている甲状腺検査の結果です。
以下NHKオンラインからの引用です。
“東海村は、原発事故を受けて去年11月から村に住む中学生以下の子どもおよそ6000人のうち希望者を対象に甲状腺のスクリーニング検査を行っていて、優先的に行った2歳から6歳までの子ども410人について東海村は今年3月、310人が「異常なし」、98人が「経過観察」、2人が「精密検査が必要」としていました。その後、東海村が新たに578人の子どもを検査した結果、441人が「異常なし」、132人が「経過観察」、5人が「精密検査が必要」と発表し、精密検査が必要と診断された子どもはあわせて7人にのぼりました。これについて東海村は「原発事故との因果関係は分かっていないので過度に恐れないでほしい」と話しています。”

いやいや、恐れますよね。恐れまくりです。
だってこんな数、異常じゃないですか。
子供の甲状腺がんは100万人に1〜2人と言われているのにすでに東海村だけで200人以上が経過観察。
原因は原発事故なのか、核施設の放射能漏れなのか、311の千葉のコンビナートの爆発が原因か・・・
とにかく尋常ではない数だし、甲状腺異常ラッシュが早くも始まったのかなという印象です。
そうすると福島、東海村だけでは絶対になくなりますよね。
福島や茨城の子供の甲状腺検査で「うちの子は大丈夫だった」というお母さんももちろんいっぱいいるわけですが、完全に大丈夫だと思わない方がよろしいかと思います。
被曝からなる病気は甲状腺がんだけではないですし、東日本をはじめとする今後の日本で起こることを考えれば、これは氷山のほんの一角に過ぎないと思います。
検査も必要とは思いますが、被曝は蓄積させないことが重要だと聞きますのでやはり移住が第一優先ではないかと考えています。

私の中でも先日もお話ししたように疑似体感というものがありまして、
そもそも私は隣にお腹が痛い人がいたら私もお腹が痛くなるし、隣に耳鳴している人がいると私も耳鳴したりします。
そのようなものに似た体感が執拗に私を襲うことがあります。
最近ですと、これからこんな病気や症状が日本で流行るのかななんて思わせるもののひとつに謎の体の痛みがあります。
これは放射能汚染が原因なのかななんて思ったりもします。
原因不明の謎の痛みが体の各箇所にあらわれます。
そして将来的には何かの病気に繋がる可能性が大だと思います。
今のところ感じることは温めが大切なのかもしれません。
ガンの遠赤外線療法というものがありますが、それにちょっと似ていて熱でその痛みの箇所を消滅させることができるかもしれません。
こういう体感がありますと本当に怖くなるし、心配になります。
これは私の疑似体感なのでまだ非現実的ですが、すでに現実では今日のニュースのように多くの子供達に良からぬ症状が出てきていますのでこれは日本に生きる大人達が絶対に目を逸らしてはいけないことだと思います。
私は現在東日本に住む人々は可能な限り西日本へ移住するべきだと思うし、西日本はその受け入れ態勢を十分に作っていかなくてはいけないと思っています。

しかし先日、私には好ましく感じないニュースがありました。
それは22日ユネスコの世界遺産委員会が日本の富士山を静岡県の三保松原を含めた形で世界文化遺産として登録することを決めたというニュースです。
これがなぜ移住に関係するのかとお思いになるかもしれません。
富士山の世界遺産登録については5/10メルマガ37号でもお伝えはしましたが、その後この確定のニュースを見た時、私は東日本ががっちりロックをかけられてしまったと感じたのです。
富士山が世界的に認められるのは喜ばしいことですが、このユネスコ世界遺産に登録というのはまたちょっと違う意味がありそうな気がします。
私にはそれがなぜか鎖の枷のように感じるんです。

私が移住して思ったことは日本はどこに行っても素晴らしいです。
それは東日本だけではなく西日本も日本中至る所すべてが素晴らしいです。
だから地元を愛する気持ちも素敵ですがそこを離れてもどこへ行っても日本は素晴らしい土地だということを東日本の人々に感じてほしいです。

リャンティ

 

 

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