2013.5.16「今の私への大きな三段階の出来事1」vol.41

 

今日は私の数多くの不思議体験の中で人生の転機ともなった経験談をお話ししたいと思います。
まだ未完成の私ですが今の私を作り上げたひとつの大きな出来事です。
例えるなら私は生まれた時から霊能という車を持って乗っています。
そして今日お話しする出来事でエンジンキーを挿します。
そしてその後に訪れる父の死でエンジンがかかります。
そして311で動き出しました。
そのような流れです。
天からのメッセージでその車が目的地へ到着するのは地球が迎える来るべき日だそうです。
そして私の魂の本質は来るべき日から使命を果たすそうなのです。
それまでは修行ですね。教習車なのかもしれません。

ところでなぜこのお話をしようかと思ったかというと、先日、中国赤十字会は、集まった寄付金の使途不明疑惑が浮上したり、肩書きが「中国赤十字会商会総経理」という女性がゴージャスな生活をブログで紹介したりと、中国の人々は赤十字に対して不信感を抱いているのでジェット・リーの基金会が人気だという記事をツイートしました。
ジェット・リーは2004年のスマトラ沖地震で津波災害に遭遇し、その後俳優業そっちのけでチャリティー活動に取り組んでいるそうです。
スマトラ沖地震の時は子供を抱いて流れる家具の上を渡ったとも聞いたことがあります。
それこそ映画のようです。アクションスターだから成し得たのかもしれないですね。
彼は子供の時から武術のチャンピオンです。
私も彼の映像は全て見ましたが、人並み外れた運動能力の持ち主です。
私はジェットリーの大ファンです。現地球人の中で最愛の人です。
このジェットリーのファンになったことも今日お話しする不思議話が発端なんです。
では始めましょう。

私が24、5歳位の時、昼間はサーキットやイベントのお仕事をしながら夜は六本木のクラブでウエイトレスのアルバイトをしていました。
昼も夜もお金、権力、見栄、競争、欲にまみれたどろどろした世界でした。
生活リズムも大変乱れていましたし、自己の内も環境もさまざまな事が起き、精神的にもかなり滅入ってたと思うんですよね。
しかしまだ若いし、やる気と根性で乗り切っていました。
まわりにも大分迷惑をかけたと思います。
と、そんなハードな生活を送っているある日、バイト先の仲良しと六本木でイタリアンを食べてから仕事に行きました。
更衣室で着替えていると耳鳴りがして私の手から血の気が引いていくように感じました。
それは金縛りや幽体離脱の前兆にとても似ているものでした。
私は起きている時にそんな状態になったことがなかったのでとても驚きました。
しかし手を見ると自分が自分でなくなっていくというか、抜け出てしまいそうな感覚に陥りとてもパニックしたのです。
私はすぐにその場を離れました。
地下の店舗でしたので非常階段を駆け上り外に出たのです。
外で空気を吸って冷静にならなきゃ!と。
友達が心配してすぐに駆け寄ってきてくれました。
しかしあまりの驚きに私は何も話せなくなっていたのです。
言語障害を起こしたのです。
友達が「大丈夫?大丈夫?どうしたの?何があったの?」
私は話そうにも話せません。
一生懸命言葉を発しようとします。
言葉が出てこないのです。
しかしがむしゃらに話そうとすればするほど頭の中に不思議なものが炎のように見えました。
それは漢字です。
漢字だけの文章です。
その漢字は最初に四文字熟語のように四文字浮かび上がり次に数十文字の漢字が連なって浮かび上がります。
それは電光石火のように暗闇に光りながら浮かんでは消え、浮かんでは消えと繰り返しました。
そこで私は少し冷静になりました。
冷静になったら悲しくなってきました。
私はもうしゃべれなくなってしまうのか・・・
友達に救急車を呼んでほしいとお願いしました。
でも話せないので、必死に救急の電話番号を思い出し、胸のポケットに入っていたメモ用紙を取り出し必死の思いで「119」と書いたのです。
その119でさえ、自分の中ではよくわからないのです。
確か119じゃなかかったかな・・・と。
そして私は控え室に戻り椅子に座りました。
友達が飲み物を持ってきてくれました。
私は飲み物を飲み、かなり冷静を取り戻してきたと同時に少し話せるようになってきました。
きっと片言だったと思います。
私はてっきり金縛りにあうのかと思っていたので友達にお塩を持ってきて欲しいとお願いしました。
そしてそのお塩を肩に付けて揉みました。
すると店のマネージャーが来て「大丈夫?救急車呼んだから」と言われました。
間も無くして救急車が来て救急隊員の方が血圧を測ってくれました。
血圧は異常なし、確か上が105くらいだったと思います。
私は当時血圧は常に100切っていたのでそれを片言で一生懸命説明しました。
そして六本木から新宿の救急病院へ運ばれました。
救急車って早いですね、あっという間でした。
救急車の中では私はかなり回復して住所も自分で言えるようになっていました。
病院に着くと若い女性のお医者さんに軽い動作のテストをしてもいました。
脳には異常がないようです。
脳に異常がある時は自己回復があまりしないそうなんです。
私の場合、話せなくなってから何の処置もせずに回復したのできっと精神的なものだと思いますよと言われました。
そして「99%脳が原因ではないと思いますが、もし心配なら神経内科に行って診てもらって、検査してください。多分異常ないから安心すると思いますよ。ただ、血糖値が低くなっているから今日は糖の点滴だけしましょう。」と言われ点滴をしてもらい付き添ってくれた店のマネージャーと六本木まで帰り、その後は誰にも会いたくなかったので電車でてくてく帰りました。
その帰り道、電光石火のような火の光の漢字を思い浮かべました。
あれは一体何だったのだろうと。
なぜ言葉を話そうとすると知らない読めない漢字だけが頭の中にたくさん出てきたのだろうと。
そしてその日から私の地獄のような日々が始まりました。

続く

リャンティ

 

 

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