2019.4.13 「水の記憶」vol.564

 

皆さまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
寒い日が続いていますね。
先日は関東で雪が積もったところもあったそうですが、皆さまの所はどうですか?
桜は満開で、寒い日が続くと桜の開花期間が長くなると聞いたことがあります。(真偽不明ですが)
この寒さでお花たちがいつもより長く咲いてくれると嬉しいです。
今回は記事が長くなってしまったので二分割にしてお送りいたします。

先日、奈良県の春日大社行ってきました。
お詣りというより、国宝殿に行きたかったのです。
国宝殿の一階にどうしても見たいものがあったんです。
その日は快晴、桜も綺麗で、平日にも関わらず観光客でごった返していました。
しかし国宝殿に入ると、館内を見渡すところ、なぜか私一人でした。
受付を済ませて、一階の展示室「神垣」に入っていく通路は演出で真っ暗になっています。
一人でしたので怖くてとても躊躇しました。
だけど恐る恐る踏み出し、展示室の手前に着くと、そこには私が見たかった「神奈備」が配置されているのが見えました。
大きな水盤のスクリーンです。
こ、こ、怖い、どうしよう・・・戻ろうか。でもせっかくこのために来たし、入館料も払ったし。
でもどうして外は人人人なのにここは私一人なのだろう・・・
と、恐怖ながらも暗闇の中、背中を壁にくっつけてちまちまカニのように横歩きしていたら神奈備の音と映像が始まったのです。
光の水滴が水盤スクリーンにポタ、ポタ、と落ちます。
そして床面にある鏡のような大きな水盤スクリーンに森のような映像が映し出されていきます。
音と光と映像と。
今度はその反射が天井に。
私は怖いのを忘れてすぐにその光景に見入ってしまいました。
するとなぜか涙が出てきたんです。
なんだか、悲しいような寂しような、この世界に一人で生まれて一人で歩むことがとても辛いような。
まるで故郷の写真を見ているような。
亡き親のなつかしく楽しい思い出の写真を見て涙ぐむような。
感動しているのだけどとても寂しくて悲しい、そんな複雑な気持ちになりました。
なぜだろう。
その時私は、この光と音と映像が、私がこの地球に来る前のことを想起させるのではないかとふと思ったんです。
何かが似ている。
この、神奈備は私があちらからこの世界に来た時に通るゲートによく似ているのかもしれない。
この数分の不思議な体験が静かに終わり、私は次のワイヤースクリーンの展示へ歩を進めました。
外は多国籍な人混みとたくさんの鹿、雑多な空気とは対照的に、相変わらずこの静かで暗い空間には私一人しかいません。
そして次のインスタレーションでも驚くことがありました。
それは、ワイヤースクリーン「春日」に映し出される光の映像が、私が瞑想する時に見る光景にとても似ていたのです。
表紙の鹿の写真がかわいいと買った奈良の本を見て、すぐに一目ぼれしてここに行きたい!これを見たい!という直観は魂の引き寄せだったようです。
とても興味深い経験でした。
皆さまももし機会がありましたら春日大社の国宝殿に立ち寄ってみてください。
今の季節お花もきれいですし、これから行楽シーズンです。
もっともっと観光客が増えそうですが・・・
私も近くに行ったらまた見に行きたいです。
本当はこの後本題を書いたのですが、かなり長くなってしまうので、次の号に改めようと思います。
それではまたお会いしましょう!
素敵な週末をお過ごしくださいね☆

with love,
リャンティ
 
 
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