2018.6.13 「米朝首脳会談」vol.505

 

皆さまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
私は自動車の入れ替えを急に行うことになりとても忙しくしていました。
少し無理をしてしまったせいか、体調を崩してしまい昨日はゆっくり休んでいました。
そのおかげで、昨日はインターネットで米朝首脳会談のニュースを追えました。
お上さんからメッセージが間もなく来るはずで、その後に次号配信しますとツイッターで申し上げておりましたが、昨日の米朝首脳会談にとても感嘆しましたのでこのことを先に書きたいと思います。

本当にびっくりしました!
昨夜遅い時間にツイッターに書いた通りなのですが、何に驚いたかというと、さすがトランプ大統領、ビジネスマンであり、お金を稼ぐプロであり、本物のマネーゲームを見せてもらいました。
まだ今後も続編があるかもしれませんが、とりあえず、昨日までのドラマはハリウッド映画でも早々見れないすごい内容だったと思っています。
もしかしたら皆さまは、「はて、リャンリャンはなぜそんなことを言っているのだろう?」とお思いかもしれませんので、今回の米朝首脳会談に至るまでのトランプ大統領のビジネス戦略について私の考察を述べたいと思います!

まず、事の始まりは、あの、“握りこぶし会談”(私が勝手に命名)です。
私のツイッターを見てくださっている方々は覚えていらっしゃるかもしれませんが、昨年2月に米国で行われた日米首脳会談の時に撮影された写真が世界中で話題になりました。
それは記者会見会場裏でSPなし、通訳なしでトランプ大統領と安倍首相が何か揉めているようなところを植木の向こう側から激写された画像です。
トランプ大統領が安倍首相にかなり近い距離で両手を大きく広げて、まるで文句を言っているか、何かを問い詰めているかのように見えます。
カメラ側に背を向けている安倍首相は両手に拳を握り、頑なになっているように見えます。
バックの建物が白いので会談一日目のホワイトハウス裏と言われていますが、トランプ大統領のネクタイの色が赤なので二日目のパームビーチでの記者会見会場の裏での出来事と思います。
一日目のホワイトハウスでの会見では青いネクタイをつけていたので。
でですね、その二日目のフロリダパームビーチでのゴルフ外交の時になぜかタイミングよく北朝鮮がミサイルを発射したのを皆さまは覚えていらっしゃるでしょうか?
ここからは私の想像です。
私はその写真を見た時にすぐに北朝鮮の話をしているのだと感じました。
たぶん、A首相はT大統領に、北朝鮮のミサイル劇の真実を話したんだと思うんです。
実際、A首相はミサイル発射前日は官邸に泊まることは有名な話で、国民が知らいことが実在していると思います。
なぜそれをT大統領に話したかというと、権力誇示だったと思うんですよね。
自分の方が政治家長いし、先輩ぶったというか。
世の中の裏の裏を教えてやろう、みたいな。
T大統領がひれ伏すと思ったのか、もしくは一緒にこれでお金儲けしよう、世界をコントロールしよう、というお誘いだったのかもしれません。
以前の米民主党からの流れもあるでしょうし。
しかし、そのキチガイじみた話をサイコパスグループに属していないT大統領が聞いて、おまえシリアスか!?ってなったんだと思うんです。
だから二日目のフロリダでの記者会見でノリノリのA首相に反してT大統領の北朝鮮についてのコメントが異様にあっけなかったのだと思うんです。
真実を聞いてイラッとしたのもあるでしょうし、聞いたばかりで今は何とも言えない、みたいな。
一般社会経済で戦い抜いてきたT大統領にとってその方法は彼のスタイルではなかったのでしょうね。
彼は対個人、対組織との取引きにおいて駆け引きはするものの、大衆を騙したり嘘をついて大金を得ようとは思っていないと思うんです。
そこからなんですよ、T大統領の戦略が始まったのは。
昨日の会見でもT大統領は韓国との合同軍事演習を念頭に「戦争ゲームをやめる。膨大な量の金を節約できる」と述べましたが、たぶんその通り、そんな稼ぎ方よりももっと手っ取り早く無駄なく稼ぐ方法があると。
結局のところ、戦争はお金になるけど無駄も多いし時間もかかる。
東アジアにおいては今はそれが本命ではない。
もしそのようなアジア諸国を含む大戦のシナリオがあったとしても今のところはもっとベストな稼ぎ方があると。
この一年という短期間で日本からいくらもぎとったでしょうか。
つい先日も日本がたくさん武器を買ってくれることになったと言っていましたよね。
もしかしたら韓国からも通常をはるかに上回る利益を得たかもしれない。
そして、昨日の会見で、北朝鮮の非核化にかかる費用(約216兆円、英投資顧問会社が試算)は日本と韓国が払うと。
「米国はあらゆる場所で大きな金額を支払い続けている。韓国と日本は(北朝鮮の)お隣だ」と。
確かにその通りですし、A首相の今までの外交を考えるとそれを求められるのは当たり前のことだと思います。
いやあ、これはすごいと思いましたよ。
真実を知ってそれに脅しをかけるわけではなく、あくまでもビジネスマンとして、戦略的に、しかもアメリカらしく北朝鮮を非核化させたというヒーロー的な立場に持って行きつつ、この一年間で同盟国から多額の利益をあげた。
昨日の会談でも戦利品があったのではないかと考えています。
T大統領は会談、会見終了後早々に「これ以上することがない」として、帰国予定を早め、シンガポールを発ったそうですね。
また、米朝首脳が直接話したのはこれが初めてではない、過去にもあったと。
でもそうだと思います。
これはT大統領にとっては「一(いち)取引」であって取引には幾度かの交渉を積み重ねるのは当たり前です。
前号で、リーディング結果にもそのように暗示されていて、もうすでに両国で話し合い済みになっているように見える、もしかしたら両国の交渉にはそもそもこれが根本にあったのかもしれないと書きました。
T大統領の過去の不倫の記事をいくつか読んだことがありますが、今回と少し共通したえげつなさを感じますが、その“えげつなさ”がないとあのような巨大な財を築けないんだろうなぁ・・・と地球勉強になりました。
とにかく、昨年の握りこぶし会談からのT大統領のビジネス戦略、利益を見添えた取引・交渉力に圧巻です。
今年の2月のメルマガ485号に私はこのように書きました。
「イラク戦争を超える過去最大級の数の米空母が朝鮮半島近くに集結するそうです。
ビジネスマンのトランプ氏が、そこまでの費用をかけて(しかも過去にも何度か)それを回収しないとは思えませんね。
そこまでお金をかけるのは「平和のため」、そのような建前上の理由ではなく、採算が見込めるからです。
商売人のトランプ氏がこの時期に大統領になったのも納得です。」
この回収の経過をありありと見ているようで本当にすごいです。
今後の日本の対応が見物ですが、Jアラート鳴らして頭抱えてしゃがむ練習してるくらいの方が日本は平和だったのかもしれません。
増税、福祉削減間違いなしのような気がします。
T大統領的には、A首相に対し、自分のケツは自分で拭けよってことなんでしょうね。
ちなみにトランプ大統領は先日、「拉致問題が安倍総理にとって、個人的にとても重要な問題だと理解している」と発言していました。
昨日の会見でも、日本の拉致問題提起について「安倍首相にとって重要な問題だ。」と言っています。
これは日本国民へのメッセージだと私は考えています。
以上です。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。
それではまた☆彡

with love,
リャンティ
 
 
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ
いつもありがとうございます。
リャンティマガジンは皆様のあたたかいご協力により
運営させて頂いております。
ご支援のカンパはこちらによろしくお願い致します。
***投げ銭箱***
また、ショップからでもご寄付頂けるようになりました!
リャンティのお守りショップThanks and Love
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ
 

カテゴリー: コラム・日々雑感, 核・原発・汚染・戦争 パーマリンク